写真:上勝ゼロ・ウェイストセンター WHY 写真:上勝ゼロ・ウェイストセンター WHY

上勝町ゼロ・ウェイスト活動と地方創生

上勝町は2003年に日本で初めてゼロ・ウェイスト宣言を掲げ、2020年5月30日にそのシンボルとしての「上勝町ゼロ・ウェイストセンター」を開業しました。当社は、このプロジェクトの企画・提案から立ち上げに携わり、今日に至るまでその活動を推進しています。センターの設計はゼロ・ウェイストの理念を象徴しており、窓には当社のフラグシップコンセプトストアである〈RISE & WIN Brewing Co.BBQ & General Store〉と同様に、かつて町の民家で使われていた建具を再利用しています。構造材も上勝町で育った木材を用いて、地域活性化の理念を貫いています。

写真:RISE&WIN BREWING CO. 外観

センターの施設は上空から見ると「?」のユニークな形をしていますが、
上部の馬蹄形部分は45種類の分別を行うごみの集積所となっており、
風通しを良くするとともに、内周と外周で町民と見学者の動線を分けプライバシーを守る仕組みとなっています。
「点」の部分はホテルとなっており、宿泊時に出たごみはチェックアウト時にゴミステーションで分別体験するなど、
上勝町の取り組みを体験できる宿泊施設になっています。

写真:上勝ゼロ・ウェイストセンター WHY 外観

写真:上勝ゼロ・ウェイストセンター WHY
写真:上勝ゼロ・ウェイストセンター WHY
写真:上勝ゼロ・ウェイストセンター WHY

施設内には、上勝町の廃棄物中間処理施設である「ゴミステーション」に加え、リユース拠点の「くるくるショップ」、コミュニティスペースの「交流ホール」、そしてコワーキングスペースの「コラボレーティブ・ラボラトリー」が設置されています。町民だけでなく、宿泊者や視察者など、年間を通じて町の人口以上にゲストの受け入れを行い、ごみを通じたコミュニケーションやコラボレーションが育まれています。

上勝町の未来を考える

私たちは、循環型の生産、流通、販売のあり方(サーキュラーエコノミー)を目指し、
「リデュース・リユース・リサイクル」に取り組む活動を民間企業として推進しています。
こうした官民共同のイニシアティブこそが、過疎化を食い止め、経済の活性化につながると信じています。
私たちは上勝町のゼロ・ウェイスト活動を積極的、主体的に推進し、センターの運営や上勝町のPR、活動の普及に努めています。

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